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「Say So」、「春を告げる」、『ヤリチン☆ビッチ部』主題歌…バイラルヒットが世間を揺るがすようになった2020年に印象的だった5曲(音楽ジャーナリスト・柴那典)(QJWeb クイック・ジャパン ウェブ) – Yahoo!ニュース

あれよあれよという間に紅白歌合戦に辿り着いた瑛人の「香水」とYOASOBIの「夜に駆ける」が象徴的だけれど、2020年の音楽シーンは、無名な存在からネット上のバズをきっかけに世間を揺るがす“バイラルヒット”が当たり前になった一年だった。

アニメにおける「空前のバイラルヒット」と言えるかもしれない『劇場版「鬼滅の刃」無限列車編』ヒットの要因を分析した記事

コロナ禍はつづいていて、フェスやライブハウスやクラブで集まって騒ぐようなことはまだまだ難しそうだ。アイドルグループのCDセールスを支えてきた「接触ビジネス」は成立しなくなった。都心の一等地の広告ジャックみたいな巨大資本を投下したプロモーションも効力を失った。音楽の聴かれ方はパーソナルなものになった。

そうなってくると、必然的にオンラインカルチャーの影響力は増してくる。特に大きいのはTikTok。日本だけじゃなくアメリカや東南アジアなどでもTikTokの存在感は増していて、バイラルヒットをめぐる状況は、世界中でバタフライ効果が起こっているような予測困難なカオスとなっている。Spotifyのバイラルチャートで上位になっている曲を調べて、なんでこれが流行ってるのか?を探っていくと、結果的にTikTokに行き着くことが多い。僕はどちらかといえばそういう現象をおもしろがっているほうで、そういう日々に出会った中で印象的だった5曲を選んだ。

インドネシアのYouTuberによる日本語カバーも話題になったドージャ・キャット「Say So」

2020年の「TikTok発」を最も象徴するのがドージャ・キャットの「Say So」。2019年から生まれたバズがずっとつづいて、5月にニッキー・ミナージュを迎えたリミックスで全米1位。インドネシアのYouTuber、レイニッチによる日本語カバーも含めて、各地に飛び火していた。
ダンスフロアに集まれなかった一年にこういうディスコ・チューンが流行するのも、何か示唆的なものを感じる。考えてみるとBTSの「Dynamite」とかデュア・リパの「Don’t Start Now」とか、2020年はほかにもディスコ・チューンのヒット曲は多かった気もする。

■サブ・アーバン「Cradles」

LAを拠点に活動するシンガーソングライター、サブ・アーバンのデビュー曲「Cradles」も、2019年から2020年にかけてTikTokでバズっていたのをきっかけに知った曲。音数を絞ったダークポップな曲調も、ホラー仕立てのミュージックビデオの映像も、とてもいい。“ビリー・アイリッシュ以降”という感じがする。韓国出身のラッパー/シンガーREI AMIをフィーチャリングに迎えた「Freak (feat. REI AMI)」もすごくいい感じ。
ただ、「Cradles」のMVの再生回数が2億8千万回を超えるビッグヒットになっているわりには日本のメディアにはまったくと言っていいほど情報が載ってなくて、そのへんもちょっと謎。

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