
中村憲剛×セルジオ越後 「セルジオさん、僕にはあんまり辛口じゃなかった」ベストゴール&ベストゲームを語る(テレビ東京スポーツ) – Yahoo!ニュース
昨季限りで現役を引退した、川崎フロンターレの“レジェンド”中村憲剛とセルジオ越後の新春スペシャル対談 <未公開編>!
<本編動画>中村憲剛×セルジオ越後 新春スペシャル対談
中村憲剛はセルジオ越後の辛口批評をどう感じているのか?プロ18年間のベストゴールとベストゲームとは?終盤にはJリーグと日本代表の未来についての熱いトークも!ここでしか見られない夢の対談をお見逃しなく。
スタジオに飾ってあるユニフォーム
セルジオ越後:スタジオに飾ってあるこのユニフォームはいつの?
中村憲剛:元日の天皇杯決勝戦で着たユニフォームを持ってきました。ちゃんと洗濯してきましたから大丈夫ですよ!(笑)
セルジオ:大事なユニフォーム、素晴らしいね。リーグ戦で優勝した時に着ていたユニフォームとは違うの?
中村:これと同じかもしれないです。洗濯して次の試合に使うんで。このユニフォームに関してはたくさん勝ったので、縁起が良いかもしれないですね。
セルジオ越後の辛口批評について
セルジオ:みんな僕のことを辛口辛口って言うんだけれども、世界のメディアから見たら僕は甘口。何で日本ではみんな僕のことを辛口って言うんだろう?
中村:セルジオさんはブラジルでサッカー選手をされてメディアというものを経験されたので。日本ではあまり言わないじゃないですか。
だから、よりセルジオさんのコメントはそう思われるのかな。僕にとってはすごく新鮮でしたけどね。
セルジオ:けれど熱血指導者っていうのは裏を返すと辛口でしょ?
中村:つまり、セルジオさんは熱血だということですね?
セルジオ:言葉だけね(笑)。手も足も出ないよ。
中村:だけど本当にすごく核心をついているというか、みんなが触れないようなところを時にセルジオさんが斬ってくれていたので。
セルジオ:Jリーグが発足するまでは僕もとても甘口だったの。なぜならアマチュアだから。アマチュアはやることに意味があるから、高校サッカーでの解説も褒めまくってね。
でもやっぱりプロっていうのは普通の会社と一緒、営業マンのように、数字という目に見える結果が求められる世界。
それなのに、何で日本はプロであるJリーグに対して、もっと厳しく批評しないんだろう?
中村:その辺が日本のサッカーの良いところでもあり、悪いところでもあるのかなって思います。
セルジオ:文化かな?サッカーだけじゃないよね?
中村:そうですね。その通りだと思います。
セルジオ:愛情を持って、良いなら良い、ダメならダメって幅をもたせて言うことが教育じゃないかなと思うんだけど。
中村:だけど僕が思うに、セルジオさん、僕にはあんまり辛口じゃなかったなって思います。
セルジオ:良い結果出したら言いにくいんだよね。
中村:なるほど(笑)。VTRも拝見して、特に最後の引退のところでも、とにかくあの辛口のセルジオさんが褒めまくってくれるので。
セルジオ:今年は特に川崎フロンターレは結果を出している選手が多かったし、結果を出したら褒めるというのが解説者・評論家の仕事。
逆にチームがうまくいっていない時には、良くなるために葉っぱをかけて厳しく言う、というのも仕事だからね。
良くないのにずっと褒めるだけでは(解説者・評論家として)貢献していないなという気がするからね。
中村:セルジオさんにはぜひ!そのまま言ってもらいたいなと僕は思います。
セルジオ:でももう引退したから(中村に対しては)ずっと甘口だからね。
中村:僕個人としては、それはちょっと物足りないですね!
クレジットソースリンク